※SBT認定とは、企業が科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標を設定し、その目標がパリ協定に整合していることを国際機関であるSBTi(Science Based Targets initiative)によって認定されることです。
2025年4月 株式会社松田商店は、中小企業向けSBT認定を取得しました。
★株式会社松田商店のCO2排出量削減の取り組みについて★
◆Scope1のCO2排出量削減に向けた取り組み
主な排出源となる収集運搬車の燃料消費量を抑えるため、車両を購入・入替する際のEV導入や、収集運搬の効率化に取り組みます。
◆Scope2のCO2排出量削減に向けた取り組み
購入する電力を再生可能エネルギー由来のものに転換する等、化石燃料由来の電力の使用を減らしたり、導入・更新する設備機器を省エネタイプに替えたりすることにより、電力消費そのものの低減も図る計画です。
◆Scope3のCO2排出量削減に向けた取り組み
Scope3のCO2排出量の算定に向けて準備しています。
今回のSBT認定取得は、自社のリサイクル事業等に対して脱炭素の観点からもあるべき姿を再確認し、CO2排出量削減目標の必達を公約することで、真の地域貢献企業としての姿勢を一層徹底することを目指すものです。
【参考資料】
<パリ協定>
世界198の国・機関が参加する国連気候変動枠組条約に基づいて、2015年にフランスのパリで開催された第21回締約国会議(COP21)で採択された、最新の国際的な取り決め。パリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて 2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」目標を定めています。
<SBTイニシアティブ>
SBTは、温室効果ガス排出量に関して、パリ協定が求める「年間4.2%以上の削減」という水準を目安に、企業が設定する具体的な削減目標のことです。
SBTイニシアティブはパリ協定の目標達成を目指して、SBT認定を含め、企業や組織の気候変動への取り組みを支援する国際的な組織です。
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